第三回目ミライ経営塾Wonders

Wondersもついに3回目

ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補商店(かねすけしょうてん)のたなかななです。

私たなかは2023年4月よりドリームキャンドル製造販売の責任者に就任しました。

今年3月以前、

私はドリームキャンドルを楽天市場などのオンラインショッピングモールで販売する担当でした。

現在のような部署のマネージメントをするのは初めての経験です。

マネージメントへの自信のなさに加え、

ドリームキャンドルという商品の魅力を伝える力もまだまだ弱いと自覚していました。

そんなときにたまたま見つけたのが、

地元神戸市が主催する『ミライ経営塾Wonders』という学びの場への募集案内。

キャッチコピーに書いてある「デザインの力を経営に生かそう!」という言葉に惹かれ、

早速応募。

そして幸い12社のうちの1社に採択が決まり、

今月よりデザイン経営の学びがスタートしたのでした。

8月1日から塾の講義がスタートし、

あっという間に今回で三回目の講義となりました。

ちなみに

一回目の講義内容はコチラの記事で、

二回目の講義内容はコチラの記事でお読みいただけます。

実は、

一回目の講義でお世話になったプロダクトデザイン担当の小林先生が

先般発生したモロッコでの大地震発生時首都マラケシュに滞在おられたのですが、

幸いにもご無事であることが確認できました。

小林先生は現地で被災地に物資を届ける活動をされているようです。

震災に遭われましたモロッコの方々が1日も早く復興への路へ歩み始められますことを

祈るばかりです。


今回の講義テーマ

さて、

ミライ経営塾Wondersの第三回目の講義テーマは《組織デザイン》。

メンターは株式会社AKIND代表の岩野翼先生です。

岩野先生はこれまで、

国内線やアジア路線でリーゾナブルな飛行機旅を面白楽しくクリエイトする【PEACH】

日本列島津々浦々で本来の日本らしさ体験を提供する民泊施設【NIPPONIA】

神戸で地産地消の楽しみを創出する遊び心溢れる産直施設【FARM CIRCUS】など

新しい時代への扉を開ける革新的企業や施設をプロデュースしていらっしゃった実力派です。

プロダクトデザインメンターの小林先生も、

ブランドデザインメンターの星加先生も、

組織デザインメンターの岩野先生も、

本来ならば対面での講義を受けるのが難しい著名な先生方です。

今回神戸市のご厚意でこのような機会をいただけていることに

感謝の気持ちだけでは当然足りませんし、

学んだことを行動に変えて、

結果を得たらまた次のステージへ進むという行程を実践して初めて

御礼といえるのではないかと自分たちを鼓舞しながら

Wondersに参加させていただいております。


組織の中の3層ピラミッド

岩野先生の《組織デザイン》の講義が掲げるタイトルは

組織文化からはじめるデザイン経営』。

いったい、組織文化とは何なのでしょうか。

予想してみましょう。

組織がもつ伝統、

組織が育ててきた技術やノウハウ、

組織が重んじる礼儀やマナー、

などが私が予想した答えの一部です。

岩野先生は組織文化をこう表現されていました。

組織"内"で期待されている仕事のやり方・仕事への姿勢・仕事の作法である」。

もちろん文化が生まれるのは組織の内側であることは当然ながら、

それを期待しているのも"内側"であるという点が新鮮でした。

内側に目を向けると見えてくるのが

組織の構造です。

構造はピラミッドになっており、

3層から成っています。

トップには経営層

現場層が組織を下支えしていて、

その間に立つのがミドル層です。

企業の商品・サービス・事業の価値を最大化させるため、

経営層と現場層のオペレーションギャップを埋める役割を担うのがミドル層で、

それゆえ上下層の橋渡し的重要な存在であるのです。

方針の言語化

経営層は会社のブレインですから、

理念やミッションを社員に伝え、会社が向かうべき方向へと導きます。

しかし残念ながら、

経営戦略と人事戦略が紐づいていないケースが多々発生しているのです。

なぜなのでしょうか。

キーとなるのがWHY・WHAT・HOWの3つの問いかけです。

このWHY・WHAT・HOW

経営層と社員が共通の認識として運営に織り込んでいくことで生まれるのが組織文化だ

というのが私がこの講義で得た理解です。

その上で、

WHY・WHAT・HOWを経営層・社員両者にとって誤差なく共有するのに必要なのが

言語化

WHY: われわれはなぜこの事業をするのか

WHAT: われわれはこの事業で何を成すのか

HOW: われわれはどうやって事業を運用するのか

それらを言語化によって見える化

経営層と社員とで染み渡った認識となれば、

経営戦略と人事戦略が紐づき

結果的に企業の商品・サービス・事業の価値が最大化されるという流れを生み出します。

そして、

染み渡った認識への進化の過程で大きな役割を演じるのが

さきほどお伝えしたミドル層なのです。


内側から成功サイクルを回す

では、

経営層と社員がWHY・WHAT・HOWを共通の認識として運営に織り込んでいくためには

何が必要なのでしょうか。

理想のモデルは、

WHY: なぜこの事業をするのか」という認識は → 《理想を高め組織全体で成長する》ことへ

WHAT: この事業で何を成すのか」という認識は→ 《チームで協力し顧客満足度を最大化させる》ことへ

HOW: どうやって事業を運用するのか」という認識は → 《よりよいワークスタイルへ進化する》ことへ

それぞれがつながり、

組織の文化として醸成されていくというプロセスです。

そのプロセスを踏むために、

経営層が言語化したWHY・WHAT・HOWを元に現場をリードするミドル層に期待がかかります。

リーダーとなるミドル層は

現場の《できるという期待感》・《すべきという使命感》、そして《したいという欲求》を高め、

より価値のある商品・サービス・事業を提供したいという思考を育てます。

思考の質と実際の行動の質が一致するよう、適切な評価やチーム内の高めあいを促すのもリーダーです。

まとめましょう。

経営層が指針を言語化する

ミドル層が現場層を指揮し経営指針を浸透させる

現場層がよりよい商品・サービス・業務を提供したいという思いのもとに行動する

行動の結果に対する適切な人事評価が上の層から下の層へ与えられる

上下層の関係の質が高まる

経営層はよりよい質の向上のためにWHY・WHAT・HOWの見直しやアップデートを行い言語化する

・・・繰り返しのサイクルへ

このサイクルによって組織文化が醸成され、

企業ブランドとしての強み・価値を創造するのだというのが

おおまかではありますが今回の講義の学びでありました。

弊社の取り組み

実はちょうど私たちの会社も、

来年創業60年を迎えるにあたり

社内改革を進めているところでした。

昨年新社長田中伸明が就任しまして、

これまでのわれわれの会社の歩みを振り返った上で

会社として残していきたい伝統・技術・ノウハウ・方針などがある一方、

お客様や時代に合わせて改革していかなくてはいけないサービス・働き方・経営指針などがあることに目を向け

見直しはじめたところです。

そんな中、岩野先生よりご講義いただいた組織ブランディングのお話は

弊社の改革にも大いにヒントとなる事例が盛りだくさんでした。

岩野先生、ありがとうございました。

会社をよりよく進化させ、スタッフ全員が仕事に価値を感じ、

自らお客様のご満足度を高めるための行動を実施し、

そして、経営層が適切に評価をするというプロセスをわれわれも実施してまいります。

クラウドファンディングMakuakeの経過ご報告

さて、前回ミライ経営塾二回目の講義について執筆したコチラのブログで宣言させていただきましたとおり、

現在クラウドファンディング"Makuake"にチャレンジ中です!


『スーパードリームキャンドル・クリスマス用』のMakuakeプロジェクトはコチラのページにて

10月27日(金)18時まで実施中です。

また、おかげさまで目標金額を無事達成しております!

早割やセット割などでお得になるプランをいくつかご用意しておりますので

引き続き応援をよろしくお願いいたします。

なお、プロジェクトの活動レポートを週に一回以上更新中です。

先週末に地元神戸新聞に掲載していただいた『スーパードリームキャンドル・クリスマス用』の記事についても

投稿しています。

ぜひ《Makuake スーパードリームキャンドル》の活動レポート

ご覧いただけると嬉しいです!

今後もMakuakeチャレンジを通して

商品をお客様と一緒につくりあげていくシリーズを創造していきます!


最後に

今回も私たなかがどんなふうにドリームキャンドルという商品と向き合っているかの一コマを

みなさまにご紹介させていただきました。

お読みいただきありがとうございます。


公式ドリームキャンドルストアでは

大人も子供も楽しめる花火とロウソクと動物キャラクターと7色に光るLEDライトをひとまとめにしたパーティーキャンドル「スーパードリームキャンドル 」を販売しております。

私たちが日本で開発をし、これまで100万個以上販売したオリジナルのパーティーグッズです。

「スーパードリームキャンドル」は公式ドリームキャンドルストアでお買い上げいただけます。

今回ご紹介したミライ経営塾Wondersで学び身につけたスキルを

さらに新しいミライ型の「ドリームキャンドル」開発に活かせる日がやってきますように!

スーパードリームキャンドル

(すべての画像はイメージです)

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投稿者プロフィール

ドリームキャンドル担当たなか
ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
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