第二回目ミライ経営塾Wonders
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Wondersに参加を決めた経緯
ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補商店(かねすけしょうてん)のたなかななです。
私たなかは2023年4月よりドリームキャンドル製造販売の責任者に就任しました。
今年3月以前、
私はドリームキャンドルを楽天市場などのオンラインショッピングモールで販売する担当でした。
現在のような部署のマネージメントをするのは初めての経験です。
マネージメントへの自信のなさに加え、
ドリームキャンドルという商品の魅力を伝える力もまだまだ弱いと自覚していました。
そんなときにたまたま見つけたのが、
地元神戸市が主催する『ミライ経営塾Wonders』という学びの場への募集案内。
キャッチコピーに書いてある「デザインの力を経営に生かそう!」という言葉に惹かれ、
早速応募。
そして幸い12社のうちの1社に採択が決まり、
今月よりデザイン経営の学びがスタートしたのでした。
今回の講義テーマ
前回のブログ記事『ミライ経営塾Wonders』では第一回目の講義について
レポートいたしました。
第一回目はプロダクトデザイナーの小林新也講師のご指導のもと、
- 根底にある思いを誰に伝えたいのか
- 思いを伝えるためにどんな商品やサービスをデザインするのか
- その商品やサービスをどこへどのように届けるのか
ということを考えながらプロダクトをデザインするという行程を学びました(下図参照)。
![](https://www.dreamsupply.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/blog0047.png)
そして今回参加した第二回目の講義テーマは【ブランドデザイン】。
講師は、神戸でブランディング会社を経営する星加ルリコ先生です。
(余談ですが、まずもってこの先生のお名前である「星加 ルリコ」という文字の美しさに
私は「デザインの力」「ブランド力」を感じてうっとりしてしまいました。)
お名前が象徴しているとおり、とても美しくて星のように輝きのある女性の先生です。
3つの立脚点
デザイン経営は《お客様の視点から新しい価値を創造する》必要性を説いています。
《お客様が「何」を求め「どんなことを解決したい」と感じているのか》については、
これまで私たちも想像力を働かせながら商品作りやサービスに落とし込む努力をしてきました。
しかし、本当にそれがデザイン経営でいうところの《お客様視点》に立てているのか。
次に続く話『3つの立脚点』では、
「お前たちの《お客様視点》はお前たちの都合に合わせた《ご都合視点》になっていないか?」と
さらに深い疑問を投げてきたのでありました。
星加先生が示してくれた『3つの立脚点』とは、
【プロダクトアウト】・【マーケットイン】・【マーケットアウト】の3つのこと。
【プロダクトアウト】は、作り手が起点となりアイデアや技術を元に商品を作り市場へ出す考え方。
【マーケットイン】は、作り手を起点に顧客の声や市場リサーチにより顧客目線で商品を作り市場へ出す考え方。
そして【マーケットアウト】は、顧客を起点に顧客の声や市場リサーチにより顧客目線で商品を作り市場へ出す考え方。
![](https://www.dreamsupply.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/blog0054-1.png)
【起点】の部分が《作り手》のまま新商品を市場に出すのはすでに過去の手法で、
これだけ市場にモノが過剰に溢れている今
既存の価値観やビジネスモデルで商品を世に出しても時代遅れなのだと
星加先生はおっしゃいます。
だからこそ、お客様の思いを常に敏感に感じ取り、お客様の問題を見つけ出す『問題発見力』に磨きをかけ、なぜその商品を売るのかという存在意義そのものをストーリーにのせて伝えていかなくてはいけません。
マーケットアウトという視点にたって
私たちは『ドリームキャンドル』という商品を2006年から販売しています。
"なぜ『ドリームキャンドル』という商品を市場へ出したのか"というストーリーを
『ドリームキャンドル誕生の物語』と題したYouTube動画でご紹介していますので、
ご興味のある方はぜひご覧ください。
![](https://www.dreamsupply.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/blog0056.png)
私たちが『ドリームキャンドル』という商品を開発した経緯(ストーリー)は
このような動画や、
これまでも何度かテレビ番組や新聞の取材を通してお伝えしてまいりました。
これは【プロダクトアウト】の考えに該当する部分。
そして、『ドリームキャンドル』を販売する中で、
お客様からこんなありがたいお声が多数届きました。
ドリームキャンドルを1回使って捨てるのはもったいない!
そこで開発部が悩み考えた末、
ご使用後に付属キットでフォトフレームに変身させて
思い出を末長く残して置けるように商品改良を行なったのが二代目の『ドリームキャンドルDX』。
この商品改良が【マーケットイン】の考えに該当する部分ですね。
まさに自分たちが「《お客様視点》に立ってものづくりをしている」という思いはこの【マーケットイン】から生まれてきました。
そして、時代はさらに変化して、
この程度の「《お客様視点》に立ったものづくり」では通用しなくなっているというのですから、
私たちも【マーケットアウト】の考え方を取り入れ、
《お客様起点》でのものづくりへシフトしていかなくてはいけません。
Makuakeをきっかけに
星加先生はこうもおっしゃっていました。
流動的で予測不能な時代に突入し、
これまでのように綿密に計画をしながら商品化しているのでは遅い。
計画に時間を奪われるより、とりあえず試す!
スピード感ある思考・行動様式が求められています。
せっかくこうしてデザイン経営を学び場に身を置き、
《お客様起点》でのものづくりへシフトしていく決意を抱いたのですから
スピード感をもって踏み出していくためにも
クラウドファンディング"Makuake"にチャレンジをすることにしました!
![](https://www.dreamsupply.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/blog0057.jpg)
私たちがチャレンジするMakuake一商品目は
『スーパードリームキャンドル・クリスマス用』です。
Makuakeプロジェクト期間は2023年9月7日(木)10時から10月27日(金)18時まで。
開始日時にプロジェクトページがオープンとなりますので、
9月7日(木)10時になったら、
「Makuake スーパードリームキャンドル 」でぜひ検索してみてください。
私たちはこのプロジェクトを通して、
お客様と積極的に交流を深めていきたいと思います。
お客様がどんな問題を解決したいと思っているのかを
敏感に受け取るためのプロジェクトでもあります。
このブログをお読みくださっている皆様もぜひ、
私たちのMakuakeプロジェクトにお声を届けていただけると大変ありがたいです。
届いたお声は第二回目のMakuakeプロジェクトへと生かしていきます。
再度のご案内ですが、
9月7日(木)10時になったら、
「Makuake スーパードリームキャンドル 」でぜひ検索をお願いします。
Makuakeを通して
商品をお客様と一緒につくりあげていくシリーズを創造していきます!
最後に
今回も私たなかがどんなふうにドリームキャンドルという商品と向き合っているかの一コマを
みなさまにご紹介させていただきました。
お読みいただきありがとうございます。
公式ドリームキャンドルストアでは
大人も子供も楽しめる花火とロウソクと動物キャラクターと7色に光るLEDライトをひとまとめにしたパーティーキャンドル「スーパードリームキャンドル 」を販売しております。
私たちが日本で開発をし、これまで100万個以上販売したオリジナルのパーティーグッズです。
「スーパードリームキャンドル」は公式ドリームキャンドルストアでお買い上げいただけます。
今回ご紹介したミライ経営塾Wondersで学び身につけたスキルを
さらに新しいミライ型の「ドリームキャンドル」開発に活かせる日がやってきますように!
![スーパードリームキャンドル](https://www.dreamsupply.jp/blog/wp-content/uploads/2023/07/blog071013.jpg)
(すべての画像はイメージです)
投稿者プロフィール
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ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
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